ヴェロッサ (VEROSSA) はトヨタ自動車で生産されていたセダンである。
概要
ボディは4ドアセダンのみ。マークIIの姉妹車であり、チェイサー/クレスタの後継車種として登場したが、ビスタ店(沖縄県では沖縄トヨタの扱い)の専売車種であった。そのため実質的にはクレスタの後継車としての扱いとなる。
エンジンはマークIIと同様のラインナップであったが、エキゾースト系に専用チューンが施されたため、独特のエンジンサウンドを獲得していた。また、限定仕様車「ヴェロッサ スペチアーレ」のVR25グレードはヤマハがチューニングを施したターボエンジンを搭載していた。
2003年にはマイナーチェンジを実施し、フロントグリルの意匠などが変更された。また、明る目の内装色をもつ特別仕様車「エクシード」(クレスタのサブネームを復活)を発売するなど、販売に梃子入れがなされた。しかし、発売開始から3年も経たずして2004年4月のビスタ店とネッツ店統合時に生産終了となった。総生産台数は約24,000台。余談だが欧州車風のクセのある外観から一部の車マニアには「異端車」とも呼ばれていた。
日本国内専用車であるが、もともとマークII3兄弟の需要が多いロシアでの人気が高く、ロシアを中心に海外にも並行輸出された。
歴史
2001年7月
チェイサー/クレスタの後継車として発売。
2003年1月
一部改良。エクシードを追加。
2004年4月
ビスタ店のネッツ店への統合に伴い、製造販売を終了。後継車に相当する車種はない。
2001年のFMフェスティバルのスポンサーだった。
D1グランプリにて廣田友和選手がヴェロッサで出場していた。
現在のところ、ネッツ店へのかつてのチェイサーに相当するモデルの導入もなく、トヨタブランドのこのクラスの車種は現在のところマークXのみである。
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