マツダ株式会社(英: MAZDA Motor Corporation)は、広島県安芸郡府中町に本社を置く日本の自動車・発動機メーカー。通称「マツダ」。
(概要)
乗用車・トラックの製造、販売等を事業とし、ロータリーエンジンを搭載した自動車を量産し続けている世界で唯一の企業である。特に、ドイツ・英国を中心とする欧州やオーストラリアでのブランド評価は高い。
また、国内生産にこだわっており輸出比率は80%に達している。今後、輸出比率を85%まで伸ばすと山内孝社長が明言している。
現在の企業キャッチフレーズは「ZOOM-ZOOM」。
社名は、創業者・松田重次郎の姓から。東洋コルク工業株式会社に端を発し、1927年に東洋工業株式会社となる。
1984年に社名をブランド名のマツダ株式会社に変更。現社名のラテン文字表記をヘボン式ローマ字表記のMATSUDAとせず、MAZDAとしたのは、その字面が悪いこと、またゾロアスター教の主神アフラ・マズダーの綴りとのダブル・ミーニングをも意図してという由来・理由がある[3]。現在の「mazda」ロゴは1975年から、「M」を象ったマークは1997年から使用されている。
自動車検査証上の表記や一般的な通称は「マツダ」、アルファベット表記「MAZDA」。中国語表記は、中国では「马自达」(馬自達)、香港では「萬事得」(万事得)、台湾では「馬自達」(馬自達)となっている。
(ロータリーエンジン)
マツダのブランドイメージの象徴的なエンジンである。 現在、ロータリーエンジンを搭載した自動車を生産しているメーカーは世界でマツダのみとなっている。