ノート (NOTE) は、日産自動車が製造・販売するハッチバック型の乗用車である。(欧州では小型ミニバンまたはミニMPVに分類される。)
マーチなどにも採用されるBプラットフォームをベースに、ホンダ・フィットの対抗車として開発された[1]。フィットとは異なり、当初は1.5Lエンジンのみが用意され、他の1.5Lクラスの車よりも価格が安く設定されている[1]。また、2008年10月には1.6Lエンジン搭載グレードも追加された。 ボディデザインはスカイラインをデザインしたチームと同じチームが担当[要出典]。 日産の世界戦略車に位置付けられている。
なお、日産の車両型式の基準では新型車は末尾の数字が0となることが多いが、E10はチェリーで使われていたため、E11となった。このことに関して、中村史郎常務は「Cピラーにそこはかとなく面影が…」と語っている。
2004年9月2日
ムラーノの発表会においてラフェスタなどとともに先行公開されるが、同車のみ量産試作車が間に合わず、モックアップでの発表であった。同月、パリサロンでノートをベースとするコンセプトカー「トーン」 (Tone) を出展。
2005年1月20日
日本での販売を開始。オーテックジャパンによる特別仕様車「ライダー」を設定。4月、特別仕様車「サルサグリーン」を発売。月間販売目標は8,000台。
2005年9月
フランクフルトモーターショーにヨーロッパ仕様を出展。1.4Lおよび1.6Lのガソリンエンジンと、2仕様の1.5Lディーゼルエンジンを設定する。
エクステリアデザインについても日本仕様車との差別化が図られ、フロントグリル、前後バンパーの形状などが変更された。
2005年10月
第39回東京モーターショーに「ノート インスパイアード by アディダス」を出展。
2005年12月22日
一部改良。シート、ドアトリムクロスを一新するなど、内装の質感の向上が図られ、ハロゲンヘッドランプを光輝タイプに変更し、ヘッドランプレベライザーを全車設定することで、翌年1月から実施される灯火器(改正)技術基準に適合させた。
2005年
グッドデザイン賞を受賞。
2006年1月
イギリスのサンダーランド工場においてヨーロッパ仕様の生産が開始され、ロシアを含むヨーロッパ各国での販売を開始[3]。
2006年12月25日
一部改良。HR15DEエンジンとCVTの見直しにより燃費を向上。同時にインテリジェントエアコンが採用され、シートの形状が変更されたほか、グレード構成が変更された。
2007年6月5日
特別仕様車「KAGAYAKI Edition(および同Plus navi HDD)」を発売。
2008年1月9日
マイナーチェンジ。フロント部分のデザインを変更し、フロントグリルについては、標準車にはエクステリアカラーによってカラード(ボディ同色)とガンメタリックの2種類が、スポーティグレードにはスモークメッキが採用される。グレード名を「RX」以外一部変更と同時に、スポーティシリーズに「RS」が登場。インテリアでは、「G」、「RX」、「RS」にリアセンターアームレストが装備され、メーターには全車燃費計が搭載された。
スポーティグレードにはルーフスポイラーなどが装備され、ブラックアウトヘッドライトが採用された。ライダーには、エンジンなどを更にチューンナップしたハイパフォーマンススペックが登場(ベースは15X)。
また、メーカーオプションとして設定されていたカーウイングスナビゲーションシステムは選択できなくなった。
同時に、「15X」、「15G」(各FOUR含む)に特別仕様車「Plus navi HDD」が設定された。
2008年10月7日
特別仕様車「15 Brownie Interior(ブラウニーインテリア)」と「15RS/16RZ エアロスタイル」を発売。前者には専用ブラウニー内装が採用され、助手席アームレスト、運転席シートバック格納式テーブルなどが装備された。後者はオーテックジャパンによるカスタマイズで、専用クロームメッキフロントグリルやフロントプロテクター、サイドシルプロテクター、リヤアンダープロテクターなどのエクステリアパーツが装備された。同時に、追加グレードとしてHR16DEエンジンに5速マニュアルを組み合わせた「16X」と「16RZ」(スポーティグレード)が発売された。
2008年12月17日
2009年3月末までの期間限定車「Plus Navi HDD Safety」を発売。
2009年モデルイヤー
欧州仕様車がマイナーチェンジ。フロントグリルは日本仕様車と同一のデザインとなり、フロントバンパーやテールライトのデザインも変更された。
2009年4月23日
HR15DEエンジン+CVT搭載車の燃費性能を向上し、「平成22年度燃費基準+25%」達成。また、「15RX」にはSRSカーテンエアバッグシステムが標準装備となった。ボディカラーには新色のクリスタルライラックチタンパールメタリックを設定し、「15RS」、「15RX」、「16RZ」専用色だったフランボワーズレッドツートンパールを他のグレードに拡大設定するなどの仕様変更を行った。
2009年12月17日
「15X」・「15RS」をベースに、エアロパーツや専用クロームメッキグリルなどを装備し、スタイリッシュで魅力のある仕様としながらも価格設定を低くした特別仕様車「aero style」を発売。
2010年4月22日
特別仕様車「エアロスタイル プラスナビHDD」が発売。
2010年12月1日
一部改良。新たに、エンジンとトランスミッションを協調制御し、エコドライブをアシストする「ECOモード」機能を「16X」を除く2WD車に搭載。さらに、シート・ドアトリムクロスを変更し、ウレタン3本スポークステアリング(シルバーフィニッシャー)、2連リングホワイトメーター、低フリクションシートベルトを全車標準装備。また、フロントグリルは全グレードカラード(ボディ同色)に統一された。グレード体系の見直しが行われ、「15X SV/15X FOUR SV」、「15X Vセレクション/15X FOUR Vセレクション」、「15G/15G FOUR」、「16X」の4グレードとなった。また、最低価格も従来の135.45万円(「15X Fパッケージ」)から129.885万円(「15X SV」)に引き下げられた。
2011年6月30日
「15X SV」・「15X FOUR SV」をベースに、プラズマクラスターイオンを搭載したインテリジェントエアコンシステム(ワンタッチクリーンスイッチ付)を装備しながらも、ベース車からの価格上昇分を40,950円に抑えた特別仕様車「15X SV +プラズマ」・「15X FOUR SV +プラズマ」を発売。
車名の由来
車名には、音符を意味するnoteと、雑記帳を意味するnoteの意味がある。これには日常の何気ない音に混じり、また生活を記録することで使用者の生活の一部になって欲しい。という開発陣の願いがこめられている。
ディーラーでのバッテリー交換が高すぎて青ざめた人↓↓↓
【ノート (NOTE)】のバッテリーを2万円安く交換する方法はコチラ