2001年6月にスカイラインがR34型からV35型にフルモデルチェンジされた。
しかし、その際にはそれまで用意されていた2ドアクーペはラインアップされず、セダンのみのフルモデルチェンジとなった。
V35型セダン発表時には1年後のクーペの発売が発表されたが、予定時期より半年遅れた約1年半後の2003年6月にCV35型クーペが発売された。
このCV35型はスカイラインクーペとしては5代目で、それ以前に設定されていたハードトップも含めると9代目の2ドアスカイラインとなるが、今回はその中で初めて完全な専用設計とした。
クーペの開発は1999年末から2000年初め頃に開始されたが、当時は日産とルノーの交渉が進められており、セダンとクーペの同時開発が困難であったため、セダンの開発終了後にクーペの本格的な開発が進められたという。
セダン同様北米市場では日産の高級車ブランド、インフィニティのモデル、G35クーペとして販売され、セダンと共にモータートレンドカーオブザイヤーを受賞するなど高い評価を得た。
また、販売についてもクラストップシェアを誇った。