その名の通り、スペース重視のコンセプトを持った車だが、一般的なミニバンよりもボンネットが際立つユニークなスタイリング。
日産の事実上の親会社で、アライアンス関係を結んでいるルノーと共同開発したプラットフォームを使用している(マーチやルノー・モデュスと共用)。
第28回の東京モーターショー(1989年開催)に出品されたコンセプトカー「シャポー」からデザインコンセプトがスタートしており、2代目以降は窓の数、ピラーの位置など、ボディシェルが左右非対称に作られているのが大きな特徴。
そのスペース効率からか小型タクシーとして採用されることもある。
車名ロゴは日産共通のフォントであるNE-01ではなく、独自の書体を使用している。
初代の初期はコンスタントに月10,000台以上を販売しており、登録台数1位を記録した事もあった。
その為、当時は生産工場では休日出勤も毎週行っていた程の売れ行きでもあった。
ちなみに生産は当初は村山工場で行われていたが、閉鎖後は追浜工場へ移管されている。