サニートラックは、日産自動車が製造していた商用車。
小型ボンネットトラックに分類される。通称「サニトラ」。
大衆車「ダットサン・サニー」のバリエーションモデルとして登場。
当初は「ダットサン」ブランドで販売されていたが、1985年より「ニッサンブランド」に統合された。
日産自動車での小型自動車のブランドである「ダットサン」の型式(かたしき)は、10の位の数字が、乗用:1、商用:2と規定されていたため、ピックアップトラックは、サニーのコードである「B」を冠し、B20となった。
当時の軽積載トラックに共通の、キャブ(運転席)とベッド(荷台)が別れていない、ワンピースボディーとなっている。
そのため外観はスタイリッシュなものとなり、趣味の対象として、後年、多くの支持を得た。
2代目のB120型以降、大幅なモデルチェンジもなく、トヨタ自動車のパブリカピックアップとともに生産が続けられた。