スカイラインセダン V35 (SKYLINE SEDAN V35) は、日産自動車により栃木工場において2001年から2006年まで製造され、日本国内で販売されていたセダン型乗用車である。
1957年の誕生から第11代目となるスカイラインが2001年6月に発売された。
6代目R30型から10代目R34型までは型式のアルファベットに「R」を用いていたが、この代からは「V」となり、大幅な軌道修正が行われた。
このため、V35型以降のスカイラインは「第三のスカイライン」とも呼ばれている。
この代からはスカイラインとしては初の日本国外への本格的な輸出が開始され、国外では日産の高級車ブランド、インフィニティのモデル、G35として販売された。
なお、このモデル以降もスカイラインセダンおよびクーペは、インフィニティの「Gシリーズ」として販売され、後に追加されるクロスオーバーは「EXシリーズ」として販売されている。
このモデルにおける大幅な軌道修正により、日本国内のユーザーからは「これはスカイラインではない」などといった批判を受けた。
しかし一方でインフィニティブランドとしてこのモデルが販売されていた北米では2003年度モータートレンドカーオブザイヤーを受賞するなど、高い評価を得た。
2ドアモデルについては2001年6月の販売終了から約1年半の間ラインアップされなかったが、2003年1月にCV35型スカイラインクーペが発売された。
また、2001年10月にはプラットフォームやインパネ周辺のデザインを共有するステーションワゴン、2代目M35型ステージアが発売された。
なお、それまでスカイラインの派生車であった「GT-R」はV35型では設定されず、2002年8月のR34型スカイラインGT-R生産終了後、次期モデルのV36型の登場より後の2007年12月に日産・GT-Rが発売されるまで、約5年間のブランクができた。
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